DANCEHALL REPORT

INTERNATIONAL DANCEHALL QUEEN 2006
10TH ANNIVERSARY

BIG HEAD PROMOTIONS presents

ON (SAT) JULY 29 2006
AT: Pier 1 on the Waterfront Montego Bay

■VIDEO SHOOTING & REPORT: MINAKO KURASAWA (New York Journalist)
■LOCAL CORDINATOR: MIYOKO WALCOTT (SeaFan Jamaica)
■PICTURE CUTTING: RUFF-CUT
■DESIGN & EDIT: KAZUMI (RUFF-CUT)
■SPECIAL THANKS: MISHULAN and ALL THE PERFORMER

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- DHQ2006 REPORT - MISHULAN REPORT - OPENNING - 1ROUND - 2ROUND - TOP15 - FASHIONSHOW & INTERVIEW - TOP10 - TOP3/PRIZE -

JAMAICA REPORT
BY MISHULAN

4年ぶりのジャマイカ

4年ぶりのジャマイカでした。
今回の目的はDANCEHALL QUEENです。
町も人もダンスも大分変化があって衝撃だらけだったのでその辺と一緒にレポにしていこうと思います。

まず町。
毎回私はキングストン5に滞在するんですがスタジオサファイヤが無くなってたのでビックリ。
色々思い出あるスタジオだっただけにショックでもありました。
あとは大きなスーパーやアイランドグリルもできててかなり便利でした。
道路の舗装は相変わらずでしたが高速道路なんかもできてて料金所も普通にあってかなりビックリな光景でした。

※【写真上左:この夕日を見ながら「絶対優勝する!」って念じてました。。・・☆】
※【写真上右:できたばかりの高速道路】

ジャマイカ人との交流

あともっとビックリした事がジャマイカ人との交流っていうんですかね?
町を歩いてて付いてくる人や声を掛けてくる人、ちょっかい出してくる人、珍しそうにジーっと目で追っかけてくる子供、
少なかったです。
もう日本人なんて珍しくないんですね。それだけ日本人が多く出入りしてるって事なんですよね。
軽く寂しい気もしましたがそれも時代の流れ。

チャーチャーと言いながら絡んでくるジャマイカ人が結構いて面白かったです。
チャーチャー!
チャ?
チャチャチャチャチャチャ!!
チャーチャチャー?
こんな感じでこの一言でジャマイカ人とコミュニケーションがとれたりするんで是非おためしを☆w

※【写真上左:ダンサー、シェリベリーとバックショット!】
※【写真上右:現場でおなじみの・・・☆】

ダンスの現場

ダンスの現場でもそうでした。
今は日本人がワインした所でボスなんて出来ません。ウィリボンスした所でビデオマンも素通りです。。。w
ジャマイカ人と同様にリリックを理解することとスキルとバイブスが無ければ絶対にボスできません。
まぁ現場をボスさせたい人はその辺を踏まえた上でやっちゃって下さいって感じでw

あとはやっぱり男子の動きが面白すぎてみてて飽きないのでガン見して色々吸収するのもいいし
女子の遊び方もかわいらしいしやっぱ自然でいいなぁとか思っちゃいますね。

日本人男子にはもっとオリジナリティとエナジーを!
ジャマイカンに日本人はダンスがイケてないとか言われたくないじゃん?!

ファッションもお洒落になったとか、都会的になったとか色々言われてますがやっぱりジャマイカ人の発想は素敵です。
アメリカ人と同じものを着てたとしてもアクセやヘアー、色使いでジャマイカ人独特の着こなしになってしまうんでしょうね!
みんなダンスの現場では輝いてます。

※【写真上左:シェリベリー】
※【写真上右:ジョンハイプ】

格好いいこと

日本ではニューダンスに敏感な人のほとんどはジャマイカ人のやってる動きを真似して現場であそんでますが、
でも今回久しぶりに行って思ったのは皆バッマンフォアードやドティワインとか流行のダンスはもちろんやるけど、
それ以外にどれだけオリジナルな動きをするかって事が重要で真似では通用しないって事です。

みんな自分のダンスを売り込むのに必死だし流行らせたいって感じなんでしょうか?アピールが半端ないです。それがめちゃくちゃ格好いいんです。自信満々だから格好いいんです。

※【写真上左:最後はディンドン達とシェリベリー達のクラッシュ!ものっすごかったです!】
※【写真上中央:こっちは屋根の上からシェリベリー!仲間達も登ってきた!】
※【写真上右:ディンドンを筆頭にレイバースクレイバースは隣の建物から攻撃!】

流行のダンス

ちょうどこの頃ドティワインに続くダンスでHOTSEX(FUCK)ってゆうのがモベイからキングストンに流れ初めてました。
一人の女子が手をブラブラしてたので「それなんなの?」って聞いたら親切に教えてくれました。
もう日本でもやってますよね☆

いつか日本もこんな風にダンスをクリエイトできて流行らせてって・・・なんて出来たらいいなぁ。と切実に思います。
だってショーでやるような大技とかって日本人が日本人のマネしたりアレンジしたりして取り入れるでしょう?
それと同じに現場で踊るダンスもイケてる動きや面白いのとか日本で流行ったりしたらもっと面白いはずなんだけどな。

※【写真上:どこにいってもDUTTY WINE CONTEST!】

日本のシーンに願うこと

こないだDANCEでディアーハンターがディアーWALKなんてやってたけどそうゆうのいいですよね!
そんで日本人DJとかがダンスネタチューンだしたりしたらもっともっと面白くなるのに!
そしたらジャパレゲとかラバダブタイムの苦手なダンサー達も楽しめる時間が増えるしね☆
もっともっと日本のDANCEシーンを面白くしていきたいです!

※【写真上左:ジョンハイプ(12GAUGHEのボンティキラー、アイドニアがかかるとダンサーはクラッシュになります)】
※【写真上右:ジョンスクワッド】

TEXT BY MISHULAN

 

INTERNATIONAL DANCEHALL QUEEN 2006 REPORT
BY MISHULAN

オープニング 第1ラウンド

今年のエントリーは25人でしたが、カナダのオニーダモモをふくむ3人が事前で辞退して22人に。

日本からは神戸のHARDCORE J、東京のMISHULAN、JUICY-R、HARU音、広島のCHRISが出場。
最初の自己紹介の時点で去年のベストドレッサーのCHRISをみんな覚えてたみたいで盛り上がってました。

私は自己紹介が二番手だったんですが、めっちゃ気持ちよかったです!緊張もふっとんだし観客もみーんな手上げてわー!ってなってたんで最高の気分でした!

まず第一ラウンド(一人2分)

去年一人30秒しか踊れなかったので今年はもっと踊りを見て勝負させるため一人2分になったそうです。
かかったのはカーテルのTIC TOC
衣装は空手胴衣風のセットアップにJAH ARMY 82でプリントしてもらい、LAID BACK SWINGでカスタムしてもらいました。インナーはMAGGLE。
そしてこの第一ラウンドでは本当は誰もおちないはずだったのですが急遽予定変更で7人落ちてしまいました。
ここで日本からJUICY-RとHARU音が脱落。

第2ラウンド(トップ15) 最終ラウンド前のインタビュータイム


第2ラウンド(一人2分)

このラウンドではHARDCORE JとMISHULANがかなり会場をボスさせる事ができました。
1ラウンドと同じ曲だったのでさっきと同じ事をしないように一瞬お祈り。最終ラウンドに行くためのステージって事で無我夢中でした。
ここで予定外のHOT FUK!本当は最終ラウンドでやろうとしてたんだけどね、このラウンドでやってよかった!
今年のDHQで一番のボスりようだったんじゃないかなぁ!
衣装はLAID BACK SWINGでカスタムしてもらったもの。インナーはRUFF CUT。

最終ラウンドの前のインタビュータイム

衣装を着替えてあとは上着を着るだけだったんですが突然名前を呼ばれたため慌ててステージへ。そのままインタビュータイム。
名前を呼ばれてもステージに上がってこなければ失格です。だから常に耳を澄ましていないと・・・・・
このインタビューのMCジャリーDかなり早口で日本人コンテスタントをいじめるwww

最終ラウンド(トップ10)

最終ラウンド

今年はここでいきなり10人からベスト3を選ぶ
インタビュータイムから、そのまま最終ラウンドとゆう感じで仕込んでた上着を披露できず・・。
かかったのはビーニのHUMHUM
会場のお客さんはみんな疲れてて無反応がほとんど。ブーイングもあったりでしたが地元のエンジェルとマイアミのニッキだけは会場大盛り上がりでした。衣装はEMERALD EMILAND。この衣装は見た事ある人全国にいっぱいいるはず☆

コンテストの結果とあとがき

結果一位、モベイのエンジェル
二位、コネチカット出身マイアミ在住のニッキ
三位、広島のクリス
ベストドレスはアメリカのダナ
ベストダンスはニッキ

mishulan私は出場者だったので全部のダンスは見れなかったのですが今年は今までとは違いました。

まず音に関してですが一応かけて欲しい曲のリクエストはできます。でもそれがかかるかわかりません。私は1、2ラウンド同じのがかかりました。3ラウンドは一番やめてほしいのがかかりました。

そんな中、他の出場者のほとんどがMIX音源をもってきて振り付けダンスをしてました。ショーケースってやつですね。
去年は全体的に大技のオンパレード的な感じでしたが今年はまさにスキル重視な年だったというか・・。

1位のエンジェルは地元モベイなので使ってる曲もモベイのアーティストだったと思います。今年はドティワインの年でした。彼女はアチチューギャルとして有名だったそう。まさにドティワインクイーンて感じの見たことない振り様でした!

2位のニッキは1ラウンドからすごいボスりようでした。たぶんエンジェルよりボスってたはず。スゴク新鮮で奇抜で今までに見た事のないスタイルのダンスでした。ものすごかったです。

全員のダンス見たかったけどそんな余裕もなくあっというまのDHQでした。
インターナショナルという事もあってか色々規制もありました。

まずTバック禁止、ポロリしたら失格、バットワード発言で失格などなど・・。
色々大変でしたが本当にいい勉強になったし
自分もマダマダだなーと実感できたし課題もできたし、またチャンスがあれば来年も・・!

ダンスを始めたばかりの人たちやジャマイカ人のダンスをみたことない人には是非このDHQCを見てもらいたいと思いますね!

TEXT BY MISHULAN

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